第4回労働判例研究会では、「安全衛生・労働災害の企業対応(メンタルヘルスを含む)」をテーマに、弁護士 別城 尚人氏を講師として迎えしました。
テーマの総論から制度の概要までを順序立てて解説し、受講者にわかりやすく要点を整理して解説していただきました。
判例を学ぶ際には、基本的な考え方や総論をしっかり把握することが重要であるとし、その上で近年増加する過重労働や精神的負荷への企業の配慮が求められる状況についても詳しく説明していただきました。労災は企業への負担を様々な側面で増加させることもあらためて強調されていました。
27名の労働判例研究会登録メンバーは、受講回数を重ねるにつれて、講義とディスカッションを通じて、労務担当者としての知識を着実に深めている様子がうかがえました。