9月20日(金)に開催した第5回労働判例研究会はオープンセミナーとして、ハイブリッド形式で行われました。今回はテーマに「賃金・待遇等の不利益変更と就業規則」をとりあげ、企業が労働条件を変更する際に直面する課題について、弁護士の木下 潮音 氏をお迎えしてご講演していただきました。
企業の経営方針や社会の変化に伴い、就業規則や退職金制度、給与手当の見直しが求められることがありますが、労働者にとって不利益となる変更は慎重に行う必要があります。木下先生から、判例をもとに、企業がどのように配慮すべきか、ポイントとなるのはどういう視点か等、明解に解説していただきました。
オープンセミナーでは、単発での受講が可能です。今回のセミナーには、初めて労働判例研究会に参加する企業担当者おられ、グループディスカッションも活発な議論が行われました。