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第三部会 文化的行事(10月7日)開催報告

 10月7日(月)に「文化を繋ぐ」第2弾~京焼・清水焼 登り窯が伝える歴史と繋ぐ未来~と題し、第三部会の文化的行事を開催いたしました。

 一般非公開施設の「元藤平陶芸登り窯」を、京都市教育委員会・陶芸家・美術家 近藤 高弘 氏と同じく陶芸家の猪飼 祐一 氏の両名より400年にわたる京焼の歴史と文化、若手陶芸家達と地域の方たちを交えたこれからの活動についてお話しいただきました。

 その後に登り窯を見学、五条坂地区では最大級であり操業当時の姿をそのまま留めている貴重な歴史遺産を見学させていただきました。参加者の皆様は登り窯の大きさに圧倒されながら、保存やこれからの活用方法に興味を持たれていました。

 次は、「河井寛次郎記念館」へ移動。河井寛次郎の子孫であり、記念館学芸員の鷺 珠江 氏より寛次郎 氏の生き方や芸術活動などお話しいただき、館内を見学いたしました。寛次郎氏の作品は、現代のアート感覚に近い色使い・デザインが多く、会員の皆様の中にもファンの方が何人もいらっしゃいました。

 普段体験できない貴重な時間となり、京焼・清水焼の魅力を知る機会となりました。

第三部会 文化的行事 2024.10.07
第三部会 文化的行事 2024.10.07